宮古島の究極グルメ、天然記念物の珍味ヤシガニを食す
宮古島では天然記念物のヤシガニが食べられる
ヤシガニは天然記念物で、宮古島でしか食べられないらしいです。
ただ宮古島でも規制が厳しくなってるので、その内食べられなくなるかも?
宮古島に住む夫の叔父に聞いてみると、ヤシガニが食べられる店を見つけてくれました。
「魚宮」と言う料理屋さんです。
ヤシガニが食べられる料理屋「魚宮」
平良港そばの暗い道を車で走っていると、前方に「宮古島の珍味 ヤシガニ」の看板が出現しました。
店の右側には、駐車場があります。
煌々と光る看板に「魚宮」の文字が目立ちます。
隣には「生ヤシガニ」「カニ ガザミ」の看板もありました。
暗くて見えにくいですが、魚宮の右側には写真付きのメニューも貼ってあります。
島魚の塩煮(マース煮)、ぐるくんの文字があります。
メニューにはヤシガニ5,000円〜15,000円とかあって、気軽に考えてた私は度肝を抜かれました。
天然記念物ですからね。
ヤシガニと魚宮で食べた料理
おススメのセットにヤシガニがついていたので、それを2人前取って、他にいくつか食べたい料理を追加しようということになりました。
- お刺身と海ぶどう
- 魚のクリーム煮
- 宮古牛にぎり
- 豚の角煮(野菜付き)
- もずく酢
- ヤシガニ
- 魚汁
- イカスミの釜飯
こんな感じだったかと…順不同です。
ぐるくんの揚げたのと島魚のマース煮(塩煮)を追加。
夫はゴーヤチャンプルを食べたかったらしいですが、豆腐が品切れで注文できず。
セットを2人前頼むと、少し小さめののヤシガニが丸っと来るようです。
比較対象物がないので大きさが分かりにくいですね。
右の青い小皿の中身は、味噌です。
ワタの周りの茶色いのは油(?)です。
この味噌&油でできたタレをかけて食べると美味しいとのこと。
ヤシガニの殻はある程度割ってありました。
カニのお店なんかだと、ハサミを入れてるとことかありますよね。
ここはハサミでなく、割ってありました。
ヤシガニの殻はものすごく堅いので、ハンマーとかで割らないとダメみたいです。
カニを食べる棒みたいなのついてましたけど、まあむくのは大変でした。
何せお高いものだと思うと少しの身も無駄にできません。
食べてみた感想は…エビに似てると言えば似てます。
もっとぱさついてて味がないような感じです。
エビもカニも大好きな私としては、美味しく頂けます。
ただ、いかんせん食べにくいですね。
殻が細かく割れてしまうので、身をほじるのがかなり手間です。
それと値段的に手頃とは言えないのがちょっと。
味噌はすごく好みでした。
(イカワタ焼きとか好きな人なら多分美味しいです)
できれば、周りの油なしで味噌だけ食べたかったかも
エビでもカニでも味噌が大好きなので、ヤシガニの味噌もとっても美味しかったです。
やはり天然記念物、宮古島の珍味と言うのがヤシガニの魅力じゃないでしょうか。
セットに宮古牛のにぎりがついてました。
肉派の夫が宮古牛にぎりを食べて「美味しい、美味しい」と大喜び。
なので、私と友人も食べてみました。
写真、半分に減っててすみません。
あまりの美味しさに、にわかに写真を撮る気が出てきました(笑)
レアとかでなく、ちゃんと火は通ってます。
なのに、すごく柔らかくて、しかも肉の味が濃厚です。
寿司は魚、肉は邪道! と言う私も思わず美味しさに舌鼓です。
「次に宮古島へ行く時は、宮古牛を堪能しよう」と、夫と友人と3人で同意に達しました。
魚好きの友人が頼んだ一品です。
島魚の塩煮(マース煮)。
私は、夫からさんざん「沖縄(宮古含む)の魚はマズイ」と聞かれてました。
曰く、身が締まってないから、美味しくないと。
マース煮は身がやわく、脂っぽいかなと感じました。
最初のひと口は美味しかったです
料理セットのご飯もので、イカスミの釜飯が出ました。
これで2セット分です。
イカスミ料理は食べたこと無いので食べてみました。
イカスミってこんな感じなんだね〜というくらいです。
イカワタとはまた違うんですね。
これはお店の人が見せてくれた生きてるヤシガニです。
私たちが食べたのは8年もののヤシガニでした。
一方、この写真のは25年とか言ってました。
ヤシガニは50年とか生きるらしいです。
珍味好きの方、エビ・カニ好きの方は、宮古島へ訪れたらぜひヤシガニ料理を食べてみて下さい。
宮古島ならではの珍味や地元の食材を満喫できるお店だと思います。
価格的にはリーズナブルではないかもしれません。
※2015年の話ですので、現在のメニューや価格についてはお店に確認して下さい。
割烹 魚宮楽尚
〒906-0006 沖縄県宮古島市平良西仲宗根3−1
☎ 0980-726595