【宮古島】下地島で九死に一生!90分の遭難未遂【伊良部島】

【宮古島】下地島で九死に一生!90分の遭難未遂【伊良部島】

スキューバやダイビングで人気のリゾート地である宮古島。
のんびり&癒しのイメージがある宮古島で、まさかあんな恐ろしい目に遭うとは…

今回は、ディープな宮古島体験の話をします。
長文になります!

正しくは、宮古島でありません。
伊良部大橋を渡った伊良部島の先にある下地島での遭難未遂事件です。

※このページの写真はクリックすると、別窓で大きな画像を表示します。


ブログのネタになるかなという軽いノリで釣りに出発
きっかけは、釣りでした。

ここ何度かは、3人で宮古島に旅行しています。
私、夫、友人です。

その友人が、大の釣り好きなんです。
前回までは、友人が一人で夜中に釣りへ出かけていました。

が、今回は夫が「俺も釣りしてみようかな?」と言いだし、ならば3人で一緒に釣りへ行こうという流れになったのです。

自己紹介にも書いてる通り、私は海が好きではありません。
ですが、まあ、そこは空気を読み、夜中の釣りへ同行することにしました。

(ブログのネタにもなるし、いいかな?)くらいの気持ちですね。
宿泊先に一人で残るのも寂しいですし。
宮古島の夜は真っ暗で、とにかく静かですから。

同行はしても、私自身は釣りをするつもりはなく、ブログ用に写真でも撮るつもりでした。

行き先は、伊良部島の先にある下地島です。
友人は前回(2016/11)も、そこへ釣りへ出かけています。

宮古島のパンフレットを見ると、ちょうどその場所に釣り人のイラストが描かれています。
釣り好きの人たちには、有名な釣りスポットなのでしょう。

▼パンフレットにある下地島のマップ
宮古島パンフレットにある下地島のマップ
ピンク色の印が事件現場です。
すぐ隣りに釣りを楽しむ人のイラストが載っています。


真夜中の離島で、反射板すらない真っ暗闇の草むらをドライブ
その夜は早い時間に飲みながら食事を済ませ、早めにベッドに入りました。
夜中の3時に起床、すぐ出発です。

真夜中の宮古島で、伊良部大橋へ車を走らせます。
伊良部大橋を渡り、伊良部島から奥の下地島へと進むにつれ、更に暗くなります。

下地島には、本当に何もありません。
GoogleMAPの現在地表示とハイビームが照らす数メートルの光だけを頼りに、草むらをかき分けて行きました。

その時点で、私はもう釣り人という人種に呆れていました。
何を好きこのんで…よくやるよ…と。

真っ暗闇の中、GoogleMAPも認識してない場所をわざわざ入っていくんです。
人の背より高い雑草地ですよ?

でも、着いてきてしまったものは仕方ありません。

▼GoogleMAPで見た下地島にある目的地
GoogleMAPで見た下地島にある目的地
オレンジ色の印の場所が、車を停めるところです。
その下のピンク色で囲んだ当たりが、釣り場への入口です。


草むらを抜けて、再び舗装された道路へ出ました。
目的地に到着です。

カーブを右へ曲がり、制限速度の標識が見えたら、そこから少し行った右手に雑草が倒れている場所が駐車場です。
車一台分だけ、雑草が倒れています。

道路がカーブしてる、制限速度の標識があるというのが目印なんです。
まさに、離島の果ての地です。

釣り? これ洞窟探検でしょ? という装備で、いざ出発
目的地へ到着すると、頭に付けるタイプのライトと手袋が各自に渡されました(!)
支給されるままに、ヘッドライトを頭につけ、手袋もはめました。

洞窟探検にでも行くような装備です。
私はミニスカートで生足なんですが…

そう言えば…
前日、釣りのために長靴を買いに行ったんです。
私が一番安いゴム長を選ぶと、友人にダメ出しされました。
釣りをする場所はゴツゴツと荒れた岩場だから、靴底の厚いものにしなさいと。
「剣山の上を歩くと思って」と言われました。
小さいサイズの長靴がなかったので、結局、売り場にある底が厚めの運動靴を選びました。

車を止めた場所から数十メートル戻り、海側の藪へ入っていきます。
入っていくと言っても、道はありません!
藪ですよ、真っ暗闇の中で藪…

藪の先は、風雨で削られてトゲトゲになった石灰岩の岩場です。

▼石灰岩のトゲトゲした岩場
石灰岩のトゲトゲした岩場
この写真は宮古島の海ですが、石灰岩でできた岩場はこんな感じです。

4月頭で緑の季節を迎えた離島では、クサトベラが岩場を覆っていました。

▼石灰岩の岩場によく生えているクサトベラ
石灰岩の岩場によく生えているクサトベラ
クサトベラとは、こんな木です。
これが岩場全体を隠すように多い茂っています。


ほんの数十メートル進んでギブアップ
一歩藪へ踏み込むと、そこから先は普通に歩くことが難しい岩場でした。
友人は右と左、交互に足の置き場を見つけながら、起用に先へ進んでいます。

石灰岩の岩場の8割はクサトベラで覆われていました。
ライトで照らしても下の岩場が見えないくらいにクサトベラがうっそうと茂っているんです。

▼通り池の石灰岩とクサトベラ
通り池の石灰岩とクサトベラ 通り池の石灰岩とクサトベラ
現場からも近い下地島の通り池の写真です。
これは11月終わりですが、私たちが行ったのは4月で岩はほとんど見えない。


私は数歩進んだところで、まっすぐ立っていられなくなりました。
石灰岩がゴツゴツと尖っているので、足全体で地面を踏むことができません
足の爪先だけしか乗せられないんです。
クサトベラの茎が交差してると思って足を乗せ体重をかけると、パキパキと折れて足を踏み外します。

両足の2点だけでは、どうしてもバランスが取れなくて、手をつきながら歩きました。
あっという間に手が痛くなりました。

15分ほど進むと、私の腰くらいの崖にぶつかりました。
友人が先に昇って、手を引いて私を持ち上げてくれ、何とか登れました。

ふつう崖とか登ったら、ゴールだと思うじゃないですか。
ところが登った先は、さらにアップダウンの激しい岩場でした。

クサトベラの直ぐ下が岩場なのか、岩場が削れた穴なのか、まったく分かりません。
足場にするにはクサトベラでなく、岩場でないと危険です。

片手と両足の3点でも厳しくなり、私は四つんばいにならないと進めなくなりました。
尖った石灰岩を手でつかみ、体重をかけながら、片足ずつ次の足場を確保して進みます。

互いが絡まるように生えているクサトベラに引っかかり、何度も躓きそうになりました。
靴ヒモをほどかれ、2〜3回結び直したところで、ヒモは中へしまいました。
首から下げていたカギ類は友人に預け、カバンは夫の持つクーラーボックスに入れてもらいました。

手足の届く範囲につかめそうな岩が見えない場所では、クサトベラの根っこに近い茎を3〜4本まとめて引っ張ってみます。
抜けなければ、そのまま引っ張りながら、足を移動させる場所を探します。

右手、左手、右足、左足…と一歩ずつしか進めなくて、ひとりツイスターです。

予定では道路から歩いて30分くらいでしたが、全然そんな感じじゃありません。
前回、友人が訪れたときは11月の終わりで、ただの石灰岩の岩場でしたが、今回は4月、石灰岩の岩場は完全にクサトベラに覆われています。

友人にとっても、想定外の状況だったようです。
釣りは諦めて、帰ることにしました。

数十メートル先に帰れなくなる石灰岩の険しい岩場+クサトベラ
崖を降りるのは厳しかろうと、もう少し進みやすいルートを探して帰ることにしました。
これが、失敗でした。

下地島の端っこ、クサトベラと石灰岩しかない岩場で遭難してしまいました。

進めば進むほど、アップダウンが激しくなります。
口には出しませんでしたが、本当に帰れるんだろうかと不安でいっぱいでした。

友人が先頭で、時々スマホの現在地表示で方向を確認しながら、ルート取りをします。
私は黙々と一人ツイスターで一歩ずつ着いていきます。
夫は、私のフォローのために最後に着いてきてくれます。

時折、友人が見えないくらいに離されて、ライトで周囲を確認すると、かなり深く切り込まれた崖がいくつもありました。

友人は釣り道具一式を持って、それを杖代わりにしていました。
夫はクーラーボックスに釣り餌と私のカバンなどを入れて、重し代わりにしてました。
二人とも重い荷物を持ちながらなので、汗だくでした。

クサトベラのすき間の黒い影は、増えていくばかりです。
その影の下が数十センチ程度の穴なのか、深く削れた危険な崖なのか分からないので、片手ずつ片足ずつ移動するしかありません。

▼岩場には深い穴や崖がところどころ
岩場には深い穴や崖がところどころ 岩場には深い穴や崖がところどころ
これも通り池の写真です。
岩場には深い穴や崖があるというのが分かるかと思います。
海へ近づけば近づくほど、落とし穴ポイントが増えます。


転んだり足を踏み外せば、鋭い石灰岩の先端でケガをします。
深い崖のところで足場を間違えたら、大惨事です。

ザーザーと言う波の音で、海が近いと分かりました。
後で聞いたところによると、海から50センチという崖まで行ってたそうです。
真っ暗闇で、ライトが当たる目の前だけしか見えないのがかえって幸いでした。

怖くて、ずっと膝の震えが止まりませんでした。

四つんばいのまま、90分間の遭難
鋭く切り込まれた屏風状の岩場が続き、先頭を行く友人もルート取りに困り、これまで来た道を戻るという判断になりました。

私がすっぽり入るような深い穴に囲まれ、進める方向がなくなったので仕方ありません。

折り返しの前後で、夫はiPhoneを紛失。
買ったばかり、14万くらいしたのに。
スマホ本体もですが、旅行の動画や写真がなくなるのは残念でした。

けど、友人と夫だけなら、多分、問題なく道路まで戻れます。
満潮とか干潮の時間は確認していませんが…
置いて行かれてる間に潮が満ちてきたら? 身動きできずに波に運ばれてしまいます。

諦めたり、ケガでもしたら、助けを呼ぶために置いて行かれるかも?
私は絶対にケガだけはしないように、一層注意深く進みました。
四つんばいですけど。
子鹿並みに足が震えてましたが、諦めませんでした。

途中、クサトベラにアザミが混じっている場所があり、手袋の上からでもトゲが手に刺さりました。
もう岩場や草木で足も切り傷・擦り傷だらけです。

そして、折り返しから約30分、90分に及ぶ遭難が終了。
四つんばいのまま、岩場をさまよい続けましたが、何とか舗装された道路へ戻ることができました。
足の裏全体に体重をかけても良い状態に感激して泣きそうでした。

90分あったら、東京駅から新宿駅まで歩いて行けますからね。
真っ暗闇の中、ずっと剣山みたいな岩の上を這いつくばって…軽くショック状態になりました。

手のひらには斑点状のキズ、足にもキズ、全身の筋肉痛は1週間ちょっと続きました。

防波堤に駆け上ったりテトラポットの上で釣りを楽しむような釣りマニアの友人ですが、こんな思いはしたことないと言ってました。

夫も、いつ私が諦めるかとハラハラしてたそうです。
歩けないと言い出したらどうしよう? といろんなことを思いめぐらせたと言ってました。

私も、人生でこんなに根性を見せたことはありません。

釣り好きの皆さん、春夏の岩場にはくれぐれもご注意下さい。

 宮古島への格安航空券・ツアー

JAL日本航空 JMB WAON

毎回、格安チケットを探してるんですが…結局、JALで買うのと同じ値段になります。

「あ、これ安いじゃん!」と思って、格安チケットのサイトを見に行っても、希望出発日を確認すると別に安くなかったり。

何だかんだとたらい回しにされた挙げ句、JALで普通に購入するのと同じ値段になると言う…
20円、30円の値引きのために数時間も費やしたのかと凹むこと数回。

予定直前のキャンセル待ちとかなら、安いチケットもあるんでしょうか。

我が家は飼い猫の留守番を母に頼んだりするので、2ヶ月前には予定を決めねばなりません。

二ヶ月前、もしくは45日前などの先特割引きを利用して買うのが、一番安いという結論です。
以前は、毎回往復2人分で8万でした。
伊良部大橋ができてからは大人二人往復で9万円くらいになりました。

が、2016年11月某日、奇跡的に大人二人往復6万円という激安チケットが買えました。
やはり、JALで直接買うのがいいですね。

JALでもANAでも、せめてマイルを貯めて少しでもお得に!

ANAの旅行総合サイト【ANA SKY WEB TOUR】